
令和7年9月12日、養父市地域おこし協力隊コミュニティナース、土井一雄先生をお招きし、「寄り添う力がつなぐ未来」~地域で育む安心とつながり~という演題のもと講演会を開催しました。
健康相談、スマホ出張教室、やぶくるドライバー、救護活動など、コミュニティナースとして、人々の暮らしに寄り添い、健康の保持増進に取り組まれている活動の実際を知りました。
そして、芸術や文化と人々の健康とのつながりや、地域で暮らす個人という視点だけなく、個人を取り巻く地域のあり方にも目を向け、その人のやりたいを支援されていることが分かりました。
また講演会の中で、「コミュニティコーピング」という社会的孤立を解決するための大切なヒントに気づくことができるゲームについて紹介があり、一部体験をしました。事例へどう対応するか学生間で話し合い、まずは声をかけ気持ちを聴くことが支援の第一歩となることを理解することができました。
当校では、1年次生から、地域で暮らす人々と多様な看護の場について学習をしています。今回の講演会を通して、地域の中でコミュニティナースが果たす役割と、それが人々の健康へどうつながっているかを知り、各自がこれからの看護について考える機会となりました。