7月1日(水)2年次生が兵庫県立長寿の郷(養父市)において、看護専門職としての福祉用具や住宅改修について学び、地域包括ケアシステムの構築推進について考えました。
今年度は、新型コロナウイルス感染予防対策を講じつつの学習となり実際の体験は出来ませんでしたが、多くの福祉用具や住宅改修について見学しました。
- 福祉用具の目的:誰もが暮らしやすい環境づくりと要介護者の自立支援、介護者・要介護者両方の介護負担を軽減することである。
- 福祉用具とは便利な道具であり、生活の中の困りごとを助ける道具、生活を豊かにして人を幸せにする道具である。
- 環境調整のポイントは、本人の希望や困っていることについて情報収集し、その人個別の生活行為を知り適切に評価を行う。
- 福祉用具を見て触って、興味関心を持ち使い方を知ることが大切であり、活用することで人のQOLを180度変えることができる。
見学を通して、療養者のQOL向上に向けて、福祉用具の選択や利用方法などを正しく理解しておく必要性を学びました。