音楽がつなぐ心と看護

第6回の生活の中の芸術では、講師にマリンバ奏者の卯野敦子先生をお招きし、音楽に触れました。

卯野先生からマリンバの歴史についてお話しいただき、マリンバのルーツはアフリカにあり、音楽文化が中南米へと伝わり、各地で独自に発展してきた歴史を学びました。マリンバの音色を通して、異なる地域の人々をつないできた文化の力を感じることができ、音楽が持つさまざまな力について考える機会となりました。

学生は、音楽には痛みに伴う苦痛を和らげ、不安や緊張を軽減する効果が期待されていることや、医療の現場では音楽療法も活用されていることを学んでいました。また、マリンバを実際に演奏させていただき、音楽は言葉だけでは伝えきれない思いや感情を表現する手段となり、音楽を聴いたり、一緒に演奏したりすることが、人と人とのコミュニケーションを生み出すきっかけにもなることを実感していました。

看護においても、音楽を通して心を通わせることは、患者の思いに寄り添い、その人らしさを尊重した看護につながります。音楽が持つ癒しと、人と人とをつなぐ力について学ぶことができました。

講師のマリンバ奏者の卯野敦子先生の演奏を聴きました!

~学生たちの声を紹介します~

マリンバ演奏を通して音楽の多様性について学び、音楽は私たちの生活に深く関わっていることに気づいた。テレビのコマーシャルや宗教的な儀式など、音楽は様々な場面で使われている。また、嬉しい時に元気な曲を聴くと気持ちが高まり、悲しい時に落ち着いた曲を聴くと心が安らぐことがある。このことから、音楽には人の感情に働きかけ、気持ちを変化させる力があると考えた。

音楽を聴くことでその曲を聴いていた頃の思い出や、国ごとの文化・風景などが思い浮かぶ。このように、音楽は人それぞれの感情や記憶と結びついており、音楽にはコミュニケーションのきっかけとなり、人と人との関係を深める力もあることも学んだ。

音楽は言葉だけでは伝えにくい感情や思いを表現する手段にもなる。音楽を通して自分の感情を表現したり、他者と気持ちを共有したりすることは、コミュニケーションを深めることにもつながると考える。

音楽は音楽療法があるように緊張や不安をやわらげ、ストレスを軽減させる力もある。その力は、対象者に対して必要以上の緊張や不安を抱かせず、より安楽に治療や療養に臨めることにつながることを学んだ。

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